公債の資産効果

2020年11月13日
マクロ経済学に公債の資産効果というものがある
これは公債の発行によって貨幣需要が増大してLM曲線が左にシフトするというもの
しかし長らくこの理屈に納得いかなかったんだけど
自分の中で少しストンと理解できたような気がするのでここに記す
貨幣市場の均衡式 LM曲線
m/p=L1+L2
これにより貨幣供給量mが増大すればLM曲線が右シフトするというのはわかる
では貨幣需要L1+L2が増加すれば同じくLM曲線は右シフトするのでは?
答えはNO
なぜならL2は利子率の減少関数なので負の記号だから
L2曲線は右下がりなので、利子率が一定で貨幣需要が増大すれということは需要曲線の角度が変化するということ
LM曲線のシフトは貨幣供給量の変化ぎ需要曲線の変化だ
直感的には公債の市中消化で貨幣量が減少し、LM曲線が左シフトするっていうのがわかりやすいかも

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